2016年合格ずみのレポートです。参考にしてください。
テキスト第8章(英語の指導法)、第9章(英語授業を豊かにするために)、第10章(小学校における英語教育)をまとめなさい。
英語の指導法
日本に限らず多くの国で「文法•訳読法」は指導法として用いられてきた。文法構造の理解に重点を置き、目標言語から学習者の母国語に置き換えて意味を把握する方法である。この指導法以外にも幾つか指導法が存在するが、最も重要視されているコミュニカティブ•アプローチについてまとめる。
コミュニカティブ•アプローチとは実践的なコミュニケーション能力を重視しており、現在では外国語教育の主流である。現代社会で求められているのはコミュニケーション能力とは実際に言語が使える能力である。そのために、コミュニカティブ•アプローチでは流暢さ(fluency)に重点が置かれる。また、実際のコミュニケーションでは話し手と聞き手が相互に意味を確認しながら伝達行動を行うので、表現した結果よりも、表現を選択するに至るまでのプロセスが重視されていることが特徴である。この指導法を導入するためには、学習者が積極的に英語を使ってみようとする意欲を高める教室内環境や雰囲気造りが大切である。つまり教...