M6108 日本漢文入門 第2設題 レポート A判定

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    資料紹介

    M6108 日本漢文入門 第2設題のレポートです。A判定でした。
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    万葉集における「七賢」について概説せよ。
    竹林の七賢とは、魏晋時代を生きた、阮籍・嵆康・山濤・劉伶・阮咸・向秀・王戎の七人のことである。いずれも、老荘の思想を好み、その哲学を論じて倦むことのない清談家であった。

     この時代、つまり三国時代から晋代に及ぶ乱世にあって、人々は苦悩や絶望から逃れる道を切実に求めた。その代表が「竹林の七賢」と呼ばれる七人組であり、彼らは俗人を避けて、自然人としての真の生き方を実践しようと、竹林に集って気ままに酒を酌み交わし、音楽を愛し清談にふけった。
    この「竹林の七賢」については、五世紀中頃に成立した魏晋の名士のエピソード集、『世説新語』(任誕編)に収録された逸話を嚆矢とする。

    「陳留の阮籍、譙国の嵆康、河内の山濤の三人は、いずれも年齢が接近しており、嵆康だけが若くてこれに次いでいた。かれらの交遊にあずかったものは、沛国の劉伶、陳留の阮咸、河内の向秀、琅邪の王戎であった。この七人はいつも竹林のもとに集まり、心ゆくままに酒を飲んで楽しんだ。だから世にこれを「竹林の七賢」といった。」以来、七賢は自由な生き方を志向する人々の理想像となる。

    「竹林の七賢」が生き...

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