玉川大学 通信教育部「道徳教育の理論と方法」第2分冊 評価A

閲覧数3,523
ダウンロード数22
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    (1) 学校における道徳教育の二重構造について説明しなさい。(1,000字~1,200字)
    (2) 課題⑴を踏まえ、道徳授業の指導例を示しなさい。(1,000字~1,200字)
    ※H28年度課題

    <評価> A
    課題1,2とともに、『課題集』に示された留意点をふまえ、その意図に沿った論述が展開されています。大きく修正すべき点はありませんが、原稿用紙の使い方など、細かい点については確認をしておいて下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題(1)

     始めに、平成27年3月に学校教育法施行規則が改正され、従来の「道徳の時間」から「特別の教科 道徳」となり、学習指導要領の一部改正が行われた。改正学習指導要領は、小学校では平成30年度、中学校では平成31年度から全面実施することとされているが、ここではテキストに従い主に改正前の学習指導要領の内容を踏まえることとする。

     学校における道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育と、「道徳の時間」における道徳教育との二重構造をなしている。『小学校学習指導要領』の総則において、学校の道徳教育は「道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、道徳の時間はもとより、各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、・・・適切な指導を行わなければならない」とあるように、道徳の時間は学校における各教育活動の道徳教育と密接な関連を図りながら、計画的、発展的な指導によってこれを補充、深化、統合し、道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め、道徳的実践力を育成するものであるとされている。

     道徳の時間においては、児童に対し「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。