《2016年》《2017年》明星大学通信「知的障害者の心理1単位目」特別支援合格レポート

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    資料紹介

    2016年度の明星大学通信教育部「特別支援コース」「知的障害者の心理1単位目」の合格レポートです。
    2017年度も同一課題と確認しました。
    かなり高い評価をいただきました。今後レポートを書く方の参考になれば幸いです。

    <レポート課題>
    1.知的障害の定義と分類、支援ニーズ、病理型のダウン症児と生理型の軽度知的障害児の特性と配慮事項に関し、述べよ。
    2.教育におけるアセスメントの重要性、代表的な検査アセスメントとしてのWISC4の内容と教育的指導への生かし方に関し、具体例を挙げて述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    知的障害者の心理1単位目
    1)知能障害の定義と分類、支援ニーズ、病理型のダウン症児と生理型の軽度知的障害児の特性と配慮事項に関し、述べる。
        まず、知能障害(以下知的障害という)の定義は、AAIDDによると「知的機能と適応行動の双方の明らかな制約によって特徴づけられる能力障害であり、18歳までに生じる。」としている。その分類は、生じた時期や原因による。出生前の時期に原因が生じたと考えられる「先天性」、出生時、出生後早期に原因が生じたと考えられる「後天性」がある。そして、一定の疾患が明らかで、結果として脳に何らかの障害が生じたと考えられる「病理型」(代謝異常、染色体異常、胎児期の感染、外傷等)、現在の医学では特定できないものを「生理型」と呼んでいる。
        支援ニーズの定義についてAAIDDは、「知的障害のある人が一般的活動に参加するのに、必要な支援内容と手厚さを指す心理的な構成概念である。」としている。知的障害のある人が、どのような支援を必要としているかという視点から個々の支援ニーズを捉える考え方である。
        次に病理型のダウン症児についてである。その特徴として、身体面と心...

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