児童・家庭福祉論Ⅱ

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    資料紹介

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     「子ども家庭への相談・援助活動について述べよ。」
     子どもと家族の福祉に関する相談援助では、子どもの人権と社会正義を拠り所としつつ、第一義的な受益者が子どもであるがゆえに生じる特性をふまえて展開する必要がある。子ども家庭への相談援助活動を行うにあたり、①「子ども家庭への相談援助活動の内容」、②「施設におけるケアと児童福祉援助活動」、③「地域における活動とネットワーク」の三つについて述べる。

     まず①の「子ども家庭への相談援助活動の内容」について述べる。子ども家庭への相談援助活動では、子どもや子育ての特性から問題が発生している場合が多く、ソーシャルワークの一般理論ではふれられない固有な考え方や知識が必要になっている。

    援助活動の基本的視点として6つの視点がある。1エコロジカルな視点、2子どもの発達の視点、3文化的視点、4パーマネンシーの視点、5家族を支える視点、6司法関与の視点、がある。1のエコロジカルな視点とは、問題が人と環境との相互関係のなかで発生しているものととらえるものの見方をし、子どもと家庭にかかる社会学的理解が交わるところで、目指すべき子ども家庭の相談援助活動を理解...

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