資料紹介

日大通信･交通論分冊2･合格レポート:課題｢近年、地方都市を元気にする施策が求められているが、例えば、地域外から観光客を誘引する観光まちづくりが全国的に推進されるようになった。その為、各地域の「こだわりの特産料理」「B級グルメ」などを食するという観光形態が増加している。「観光まちづくり」に関する具体的な資料を収集し、その特性を分析し、どの様な問題があるかなどについて述べなさい。｣

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日本政府は、2007年より観光立国推進基本法を施行し、2008年には観光庁を設置するなど、近年かなり観光に力を入れてきている。その中でも「観光まちづくり」化は、各地域が主体となって、自然・歴史・産業など、地域の様々な観光資源を活かす事によって、活力ある”まち”を実現する為の活動として、日本各地に広がりつつある。「観光まちづくり」を推進するに当たって、具体的にどの様な施策・特性・効果・問題があるのか順を追って説明する。

　まず、具体的な施策として、地域ブランドの確立と発信がある。地域ブランドと一言で言っても多岐に渡るが、最近ではTVでも地域の「食」に関して取り上げられる事も増え、様々な地域で「食」を楽しみながら旅をする「食旅」も人気になっている。具体例としては、魚沼産コシヒカリ・松坂牛等の食材ブランド、宇都宮餃子・横須賀カレー・ほうとう・せんべい汁等のご当地グルメや郷土料理などがある。食以外でも地域によっては、温泉・世界遺産・娯楽施設・宿泊施設を地域ブランドとして発信したり、ふなっしーやくまもんを初めとする「ゆるキャラ」によるイベントを開催したりし、まちおこしに繋げる市町村も多い。日本...

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