佛教大学 教科教育法英語1 Z1312 第1設題 2015 合格
設問:音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
音声学的教授法を唱えた学者はヴィルヘルム・フィーエトル(Wilhelm Vietor)、ポール・パシー(Paul Passy)、オットー・イェスペルセン(Otto Jespersen)、岡倉由三郎、チャールズ・フリーズ(Charles C. Fries)の5名である。
【ヴィルヘルム・フィーエトル(Wilhelm Vietor)】
「文法・訳読式教授法に取って代わる口と耳から入る直接教授法」
1882年、最初匿名で発表した小冊子『言語教授改善論』で、外国語の習得は、翻訳によらず、自国語で考えず、当該外国語の発音・連語・構文の模倣によるべきであり、従って外国語の教師は音声学の素養を必要とすること、語彙は脈絡のある文から成るテキストを使い、会話によって習得すべきであること、などを説いた。
【ポール・パシー(Paul Passy)】
「フィーエトルの直接教授法に賛成し、特に発音の教授に音声学的教授法(Phonetic Method)を採用」
この方式はフランス、ドイツ...