【明星大学通信教育課程】生活科教育-1単位

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    資料紹介

    明星大学通信教育課程の合格レポートです。課題レポート作成資料や試験対策としてご活用ください。

    【課題】
    1、生活科の意義について、生活科新設の背景への言及まじえて検討せよ。

    2、生活科の学年目標の特色を述べよ。

    ※参考文献
    「生活科の理論」高浦勝義・佐々井利夫著 発行/黎明書房(2001年)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生活科教育 1単位目
    生活科の意義について、生活科新設の背景へ言及しつつ検討せよ。
    生活科は平成元年に告示された「小学校学習指導要領」によって新設され、今日に至る。そこには当然そうした新教科設置を促す背景があったことは言うまでもないことである。
     そもそも敗戦後より小学校低学年の教育課程の在り方は新教育の大きな課題の一つであったが、現在の生活科の原点となる「低学年における合科的な指導」が誕生したのは昭和30年代初めの高度経済成長政策の一環としてカリキュラムの転換が図られた時であった。これは後の「教育の現代化」カリキュラムへと発展するものであったが、こうした現代化カリキュラムの流れに伴う教科内容の過密化・肥大化は登校拒否や非行等の問題を生み出したため、昭和52年の学習指導要領では、「ゆとりと充実」をスローガンに授業時数と指導内容を大幅に削減し「人間性育成」の教育課程へと改訂された。更に、従来の教科構造の再構成を促進させるべく、社会の変化への対応、幼稚園と小学校の関連、社会生活に必要な技能を身につけさせるという社会的要請、一層の体験的学習を重視するという立場、思考と活動の未分化性、生活自立...

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