明星大学通信教育課程の合格レポートです。課題レポート作成資料や試験対策としてご活用ください。
【レポート課題】
①テキスト内の「子どもの造形表現能力の発達」(第4章)について700字程度に大意要約し、掲載されている図版に対しての感想を300時程度で述べよ。
②テキスト内の「指導の計画・方法・留意点」(第6章)について1000字程度で、講義を受けた時のノートのように整理せよ。
※参考文献
「保育内容 造形表現の指導 第二版」村内哲二著 発行/建泉社(平成11年)
表現Ⅱ 1単位目
1、テキスト内の「子どもの造形表現能力の発達」(第4章)について700字程度に大意要約し、掲載されている図版に対しての感想を300時程度で述べよ。
幼児期における造形表現能力は、大きく二つに分けて、絵を描く描画能力と、ものを作る製作能力に分けることができる。一般的な傾向としては、幼児期にあっては製作能力よりも描画能力の方がやや進んだ発達をする。その発達の度合や特色も個人的な差はあるものの同じような成長発達過程をふんでいく。
一般的な描画能力の発達段階として、まず1~2歳ころに錯画期といわれるなぐりがきの段階をむかえる。
そして、2~3歳ころに線描きによる象徴期をむかえる。この段階ではだいたい何を描こうとしているのか線を見ただけで判断がつくようになり、そうでないものも描いた子どもの説明を聞くと、なるほどと分かることも多い。こうして3~5歳になるとだいぶ絵らしくなっていき、そのものらしく描く象徴期といわれるように、見ただけで何を表現しているのかわかるような段階に至る。
その次ぎの段階として、5~9歳になると子どもは絵を描く時に、その対象に対して自分の頭の中で固定化...