2018年の問題に対応しております。
病弱虚弱児の心理・生理・病理の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は600~1050文字の範囲内で作っております。
・糖尿病の病理と治療について説明し、その上で心理的・教育的援助のあり方について述べなさい。
・てんかんの定義・原因・症状について説明し、てんかん発作時の対応についてまとめなさい。
・白血病の頻度・主な症状・予後について説明し、その上で心理的・教育的援助のあり方について述べなさい。
・気管支喘息の病理と治療について説明し、その上で療育と教育において、留意すべき点をあげなさい。
・長期入院児に対する心理的・教育的援助のあり方について述べなさい。
・慢性疾患の診断告知が家族に与えるストレスとそのケアについて述べなさい。
テキスト
・小野次朗ほか編2011『特別支援教育に生かす病弱児の生理・病理・心理』ミネルヴァ書房
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
糖尿病の病理と治療について説明し、その上で心理的・教育的援助のあり方について述
べなさい。
糖尿病には大きく分けて2種類ある。1型糖尿病は、自己免疫によって膵臓のインスリ
ン分泌が障害されることによって起こり、2型糖尿病は肥満や生活習慣を背景に発症し、
医療管理や合併症に関してはどちらも共通する部分はあるものの、病因的にはまったく異
なるものである。中学生以上になると2型糖尿病の発症率の方が高くなる。
治療について、1型糖尿病では、一生涯インスリン注射を必要とする。そして、インス
リンが相対的に過剰になった場合は、血糖が下がりすぎることがあり(低血糖)、その場
合は糖分の入った食品を摂取しなければならない。2型糖尿病の治療は、肥満が背景にあ
る場合は食事、運動療法が基本となる。うまくいかない場合は、内服薬やインスリン注射
を行うこともあるが、1型とは違い、血糖コントロールが落ち着けば治療を中止すること
もできる。
心理的・教育的援助のあり方について、1型糖尿病では、学校でインスリン注射を行っ
たり、低血糖時の処置に他人の助力を必要としたりするのですべ...