少年犯罪の実名報道まとめ(社会科学ゼミナール)

閲覧数2,010
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    日本人権社会少年家族問題判例少年法マスコミ

    代表キーワード

    条約

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    少年犯罪の実名報道について
    ~堺通り魔事件~
    《実名報道否定の視点から》
    1、少年審判の仕組み
    『法律のことがよく分かる事典』(西東社)より抜粋
    2、2001年の少年法改正
     少年法は戦後改革の一つとして1949年に施行されてからの改正で、2001年4月に施行された。最大の特徴は、刑事罰の対象年齢を16歳以上から14歳以上に引き下げ、16歳以上の少年による重大事件は原則として検察官に逆送するという点。
     改正議論が浮上するきっかけとなったのは、93年の山形マット死事件。高裁が抗告審で、家裁の事実認定を疑問視し、事実認定の機能を強化する必要性が叫ばれるようになった。被害者や遺族たちが情報公開などを求めて声を上げたことも改正への動きとなった。被害者には、少年の処分結果さえ知らされていなかった。
    3、堺通り魔事件
     平成10年(1998年)1月8日午前8時50分ころ、堺市の路上で、通学途中の女子高生、通園バスを待っていた5歳の幼稚園児とその母親が、次々と上半身裸の男に包丁で刺され、園児は死亡、女子高生と母親が重傷を負った。発生約20分後、現場近くで、「シンナー依存症」の19歳の少年が逮捕され...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。