・設問
1「間違えるとはどういうことか?」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ。
2「科学入門教育とはどういうことか」についてテキストから学んだことを述べよ。
・レポートに書き写しやすいよう、実際のレポートと同じ縦横15×25マス形式で作成されています。
1「間違える」ということに対して臆病になっている子供は多い。ほとんどの子供が「間違える」ことは恥ずかしいことであり、ましてや悪いことであると考える子供も少なからずいる。私の通っていた小学校のクラスにも、教室にでかでかと「教室は間違えるところだ」などという張り紙があった位だが、そうはいっても生徒たちが共通している臆病な部分はあまり消えてはいなかった様に思う。ではどうすれば生徒達から、「間違う」ことへの恐怖観念を拭い切ることができるのだろうか。それは、間違え方を学び、楽しく間違えることである。
テキストP30に小原先生が、「豆電球のガラスをわってしまっても、電池をつないだら豆電球はつくでしょうか」という問題を、学生に出した事例がある。
この実験では、回答者の9割が間違えるという意外な結果となった。
正解者の1割の学生は、その正解者の少なさから、とてもいい気分を味わえるし、
不正解者にとっても、自分と間違えている人が周りに沢山いるという安心感から、それほど落ち込む様な様子はなく、むしろ何故自分が間違えたのかについて興味津々という様子であった。この様な授業の作り方をすれば、間違いを恐れ...