新生児室の環境について
新生児のバイタルサインの測定方法、注意点、アセスメント
生理的体重変化の説明と機序
以上をわかりやすくまとめました
新生児室の環境
帝王切開で出産した新生児や母子同室ができない場合、新生児を預かり管理する
新生児室は清潔保護区域であるため、入室には手洗い、ガウンテクニックを実施する
環境
新生児は体温調節機能が未熟であるため、至適温度・湿度に保つ
室温:24~26℃ 湿度:50~60%
照明
新生児の黄疸やチアノーゼが、十分観察できるようにする
500ルクス程度(一般病室 50~100ルクス)
感染予防の必要性
・免疫機能が不十分なため感染症に侵されやすく、急速に重症化しやすい
・感染の症状が出現しにくい、顕著な検査所見が得られにくい
・新生児室で感染が広がる可能性がある
感染防御力について
・IgGは胎盤を通過、母体に抗体があれば新生児は受動免疫で生後6~12ヶ月は麻疹・風疹・ジフテリアなどの感染を防止できる
・生後2ヶ月頃までは免疫グロブリンは産生できない
コットとコットの間隔
コット間の距離は約90cmを確保することが望ましい
清掃方法
新生児室は、繊維性の塵埃が多い。ほうき・電気掃除機の使用は禁止、洗浄や清拭によって行う。床はモップに逆性石鹸液などの消毒液を...