教育心理学  第1設題 A評価レポート

閲覧数1,484
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。

     

     子どもが表現力を表し始めるのは、1歳半~2歳にかけてだと言われている。2歳頃から、急速に言語を獲得し始め、象徴機能が活発に働きだしてくる。そうなることにより、目の前に実物がなくても頭に思い浮かべ、実際に行動しなくても、その様子を頭に思い描くことができるようになる。そのためにはいくつかの条件が必要になる。はじめに、過去に経験した具体的な知覚経験をもとに、物事や出来事を何らかの記号に置き換えること。次に、経験からイメージを構成し、それを利用し時と場所を変えて、それらが目の前に存在しなくても、記号化して認識すること。そして、それらを自分なりのやり方で活動するようになることである。

    スイスの心理学者ジャン・ピアジェ(1896~1980)は子どもの認知発達を、感覚運動期(出生~2歳)・前操作期(1歳半・2歳~6・7歳)・具体的操作期(6・7歳~11・12歳)・形式的操作期(11・12歳以上)というような4段階に分類されると考えた。

     感覚運動期では...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。