合格したレポートです。参考にしてください。
特別活動においては様々な内容が決められている。その中でも「勤労生産・奉仕的行事」がその特質を表しているといえる。今回は特別活動の目標の趣旨を考え、学校行事の内容・役割について見ていきたい。そして、「勤労生産・奉仕的活動」の活動例である職場体験・就業体験を行う意味を考え、その際指導する注意点を考えていきたい。
学習指導要領での特別活動の目標は小学校・中学校・高等学校とも一部の文言の違いはあるが、目標が統一化されている。その目標の特質を二つに分けてみると一つ目に「望ましい集団生活を通して」からはじまることからも集団生活を通して活動を展開していく大きな性質をもっている。集団生活のなかで、自己理解・他者理解・人間関係などをはかっていくことが大切である。また、目標の中にある「心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り」という個人の側面と「集団(や社会)の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする」という集団の側面については、個と集団の関係を常に念頭においていなければならない。二つ目の特質は「なすことによって学ぶ」ということである。知識や技能を活用し、思考力・判断力・表現力などを養う点で大事な...