設題に対する解答を、テキスト・レポートから抜粋し、分かり易くまとめております。
【短時間で一発合格】 を目標に毎試験に臨みました。
従って、脈絡なく意味不明のまま覚えるのではなく、語句のつながりを大切にし、
スーッと頭に入るように心がけて作成しています。
本解答案を暗記することで、私は一度も科目最終試験に落ちずに済みました。
さらに、少量の私見等を盛り込めば、概ね裏面3分の1まで、答案用紙が埋まりますので、
安心して採点結果を待つことができると思います。
皆様の、スムーズな学習のご参考になれば幸いです。
★設題内容★
①英語における「ポライトネス」の仕組みを面子(face)という語を用いて、具体例とともに説明しなさい。
②PC(politically correct)表現とは何か。何を対象としたどのような表現であるかを具体例とともに述べなさい。
③aとtheの違いを、「は」と「が」の違いと対比させながら具体例を挙げて論じなさい。
④メタファー研究は、英語学研究にとってどのような意義を持つか。英語の具体例を多数挙げながらその要点をまとめなさい。
⑤メトニミー研究は、英語学研究にとってどのような意義を持つか。英語の具体例を多数挙げながらその要点をまとめなさい。
⑥主語(subject)と主題(theme)の概念の違いを英語の文を用いて具体的に説明せよ。
P6103 英語学概論テスト対策
①英語における「ポライトネス」の仕組みを面子(face)という語を用いて、具体例とともに説明しなさい。
英語のpolitenessにはリーチ(1983)の理論とブラウン・レヴィンソンの理論(1987)がある。最も影響力を持つ学説はレヴィンソン。ポライトネスを狭い意味の丁寧さではなく、「方略のひとつ」として定義した。この理論においては面子(face)がすべての個人が持つ自分の値打と理解。そして、これには他の人に好かれたい、認められたい、尊敬されたい、評価されたいという欲求を表す、積極的面子(positive face)と他の人から邪魔されたくない、行動を自由に選択したいという欲求に表れる消極的面子(negative face)がある。さらに、相手の面子を傷つけたり、脅かしたりする行為は面子を脅かす行為(FTAs)と呼ぶ。このような行為を避ける手段として、話し手はストラテジーを用いる。それは話し手が支配力、距離などの要素を基準として、その大きさを測定しその集計(FTAの大きさ)に応じたストラテジーを用いる。以下にFTAをする時のストラテジーを数種類挙げる。...