佛教大学 A6108心理学入門 第二設題

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程 A6108心理学入門 第二設題レポートです。

    『アタッチメント理論について解説しなさい。』

    2012年度 A判定

    レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     A6108
     心理学入門 第二設題
       佛教大学通信教育課程
    アタッチメント理論について解説しなさい。
    母親と子どもの関係は、子どもの自立にあたってとても重要だ。母子間の絆は、アタッチメント(愛着)と呼ばれる永続的な情緒的結びつきが形成されることによって築かれ、乳幼児期に、特定の人との間で質の良いアタッチメントを形成することは、子どもの安定した情緒の発達を促すと考えられている。
    また、中原(1983)によって、妊娠した女性がその事実をどう受けとめているか、その受け止め方によって出産後の子どもの発達に違いが生じることが明らかになった。母親が望まずに妊娠した子どもは、望まれた子どもよりも、欲求不満な状況やストレスを克服する能力が弱く環境に適応しにくいこと、年長になるにつれて病気やけがをしやすいことがわかったのだ。このことは、母親と子どもの精神的な関係は胎児期から始まっており、両者間で結ばれる愛情関係が、「産む」という行為を通じてのみ形成されるわけではないことを示している。
    ここで、乳幼児期の母子関係が影響しているだろう一つの事件を紹介する。1960年代に西ドイツで、ユルゲン・バルチュと...

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