自立学習入門 設題1 A判定合格
(1) 「書く」ためには「読む」ことが欠かせない、といわれている。両者の関係をあなたの学習経験を思い起こして具体的に説明しなさい。
正確な答えを「書く」ためには、正確に問題を捉え理解する必要がある。つまり正確に丁寧に「読む」ことが欠かせないのである。
文字を覚え始めた頃、小学校低学年にまでさかのぼる。授業中、先生の話を中途半端に聞き、国語や算数の問題にとりかかる。重ねて、問題文も慌てて半分しか読まずに答えを解き進めていく。答えがちぐはぐだ。
通信簿には、「慌てない、落ち着きましょう」と決まり文句のように書かれたものだ。計算が出来ないわけでもなく、長文を読めないわけでもない。勉強嫌いでもない。では、なぜ答えが違うのか。
問題文を読み間違える、先生の注意を聞かず勝手な行動に走る。どちらもしっかりと「読む」ことが出来ていなかったからだ。文章を「読む」、先生の話を「読む」ことの大切さを小学校低学年で、私は理解出来ていなっかたのだ。
中学生、高校生になると「読む」ことの大切さは、徐々にではあるが自分なりに理解する。授業中は、先生の話をそれなりに聞く。教科書も隅から隅まで一通り読む。自分なり...