聖徳大学通信教育部 アメリカ文学史 第1課題第1設題

閲覧数1,597
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    総説アメリカ文学史 – 1975/4
    大橋 健三郎 (編)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題第1設題

     アメリカの文学は、正式に植民が始まる前から、アメリカの津知を踏みいれた者たちによって残された報告書が基となっており、南部バージニアの植民が、ニュー・イングランド植民より先に始まった。そこでの文化を作った人たちは主にアメリカに富を求めた人々であり、永住しようという人々ではなかったため、そこで新しい文化を作ろうとは考えていなかったようである。しかしながら、ピューリタン文学とは違い、ロマンスや冒険を全面に出したような作品が誕生した。例えば、ディズニーの映画『ポカホンタス』で有名になったジョン・スミスの『ヴァージニア、ニュー・イングランド、およびサマー初頭一般史』(1624)が挙げられる。一方で、ニュー・イングランドに入植したピルグリム・ファーザーズは富ではなく信仰の自由を求めてアメリカに渡ってきた。そのため、そこで生まれた文学もまた宗教色の帯びたものであった。例えば、ピルグリム・ファーザーズの指導者でもあったWilliam Bradford(1590-1657)はOf Plymouth Plantationを書き、イギリスScroobyにおける分離派の集団がオランダに渡...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。