8.2 固体物性の応用

閲覧数1,668
ダウンロード数2
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24

  • ページ数 : 24ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

実験題目

先端材料の基礎物性

固体物性の応用~物質の電気特性~
実施月日
所属学科目

応用理工学科

マテリアル生産科学科目

マテリアル科学コース
実験目的

物質を特徴づける基本的な物性の1つに,物質の電気伝導特性が挙げられる.本実験では金属および半導体の電気抵抗の温度依存性,金属と半導体の異種物質を接合した材料の電流電圧特性を調べる.これらを量子力学の観点からバンド理論に基づき,電子のエネルギー状態の観点から考察する.

また,同じ物質においても物質の相の状態が異なれば電気抵抗は大きく変化するという点から相変態点を測定することが可能である.本実験ではさらに電気抵抗測定により,形状記憶合金および高温超伝導体の相変態の様子を観察する.

以上のことを経て,物質の電気特性について理解を深めることを目的とする.

理論・原理

様々な物質の抵抗率

物質を電気伝導特性により分類する際,抵抗率あるいはその逆数である電気伝導率が一つの尺度として使われる.断面積,長さの試料に電圧をかけ,電流が流れるとき,抵抗率および,電気抵抗は

(2.1)

で与えられる.は物質固有の値で...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。