【聖徳大学】近代西欧化の社会Ⅰ 課題1[A] + 課題2[A] + 試験対策[S]

閲覧数1,706
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    ■第1課題 第1設題 A評価
    夏目金之助(後の漱石)を取巻く人間関係の中で特に影響のあった人物をあげ、そのいきさつと感想を述べよ。

    ■第2課題 第1設題 A評価
    英国留学中の漱石の苦悩とそれに対する努力についてまとめよ。

    ■試験対策 S評価
    論述の対策文 全2問
    ※経年による傾向の変化は自身で確認のこと

    ■参考文献
    『近代西欧化の社会Ⅰ』坂本哲郎 聖徳大学通信教育部 2002年2月1日
    『漱石とその時代 第一部』江藤淳 株式会社新潮社 1970年8月20日
    『漱石とその時代 第二部』江藤淳 株式会社新潮社 1970年8月31日

    ■備考
    資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題→第2課題」の順に記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■試験対策
    問1 漱石と夫人・鴎外の離婚など近代の先駆者と妻との不和について様々な世評がある。それが事実とすればどのような要因によるものなのか、自由な観点から感想を述べよ。
    ①現代の離婚理由を司法統計で見ると、男女ともに第一位は「価値観の違い」だ。
    ②男性では約60%、女性では約45%がこの理由で離婚している。
    ③近代先駆者と妻との不和も、要因はこういった部分だったのではないか。
    ④そもそも、先駆者は「誰も考えないようなことを考える人」だ。
    ⑤価値観を他人と共有することは極めて難しいと言える。
    ⑥それは妻とて例外ではない。
    ⑦例えば、鴎外は妻・登志子との関係を「全く気性あわず」「筆硯の妨げにもなる」としている。(登志子の兄の手紙より)
    ⑧登志子は呑気な性格だったと言われ、鴎外のあくなき自己研磨を理解できなかったのだろう。
    ⑨また例えば、漱石は妻・鏡子との関係を「お前の世界は私から遠く離れた場所にある」としている。(1904年4月、無題の英詩より)
    ⑩鏡子は楽天的な性格だったと言われ、漱石が時代とアイデンティティの狭間で葛藤する姿を「病気」としか捉えられなかったのだろう。
    ⑪登志子も鏡...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。