Z1114 学校教育課程論(中高)

閲覧数2,169
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     中学校学習指導要領解説「総則編」において、教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画であるとされている。特に中学校については、学校教育法において、「心身の発達に応じて中等普通教育を施すことを目的とする」とされており、これを達成するために、個性に応ずる進路選択能力の育成、社会的活動を通じての感情に属する生徒に対する独自の目標が掲げられている。
     教育課程の編成において、基準となるのは学習指導要領であるが、その時代に求められる様々なニーズを受けて何度かの変遷を経て今に至っている。学習指導要領の変遷の大きな特徴は、「見る・聞く・話す」を重視した経験主義と、「読み・書き・計算」を中心とした系統主義の綱引きである。
     まず、戦後の教育課程について、戦前に形成された国家主義の解体と新たな民主主義の発展を目指し、修身が廃止され、教科教育中心の個人のための教育に転換した。1930年代に入ると、欧...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。