解剖_呼吸器

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    資料紹介

    看護学校の解剖(呼吸器)テスト前に作った丸暗記用簡易まとめ表です。

    資料の原本内容

    解剖_呼吸器

    (呼吸器:テスト問題抜粋)

    単語

    意味

    サーファクタント

    Ⅱ型肺胞上皮細胞が放出している表面活性物質

    表面活性物質の働き

    肺胞機能の安定化

    換気

    酸素を肺に取り込み、肺にある二酸化炭素を排出

    外呼吸

    肺胞と血液の間でガス交換

    ガスの運搬

    酸素を肺から全身、二酸化炭素を全身から肺へ運ぶ

    内呼吸

    酸素が血液から各組織へいくこと

    ATP

    組織内で内呼吸でもってきた酸素を用いてATP生産

    細胞性呼吸

    ATP生産時二酸化炭素が発生すること

    鼻の分け目

    鼻中隔

    副鼻腔炎

    副鼻腔に膿がたまる

    ワルダイエル扁桃輪

    咽頭中心らへんにあるリンパ組織の集まった場所で、リンパ球が生産され、生体防御に関与

    嚥下

    気道に食べ物が入らないようにする働き

    誤嚥性肺炎

    誤嚥した異物は気管支角度が小さい右肺に入りやすいため、右肺で誤嚥性肺炎になりやすい

    肺の構造

    右は上葉、中葉、下葉の3つ、左は上葉、下葉の2つ

    肺門

    気管支、脈等の通り道

    肺上部

    肺尖

    肺下部

    肺底

    葉気管支

    右3本、左2本

    区域気管支

    右10区域、左8区域

    ガス交換関与する場所

    終末細気管支以降

    肺気腫

    呼吸細気管支と肺胞が拡張し、破壊される疾患
    キーセルバッハ部位

    外鼻孔近郊の毛細血管集積部

    咽頭と喉頭の共通機能

    加温、加湿、清浄化(濾過)

    アデノシン三リン酸

    ATP正式名称

    日本呼吸器学会が定める呼吸器疾患(3つ)

    インフルエンザ、誤嚥性肺炎、気胸

    気胸

    臓側胸膜に穴が開き、空気漏れで肺がしぼんだ状態

    吸息

    息を吸う

    呼息

    吐く

    肺気量分画

    様々な状態で肺内の空気量を分類したもの

    呼吸曲線(スパイログラム)

    肺気量分画を曲線でグラフ化

    スパイロメーター

    スパイログラムを測定する機械

    死腔量

    気道に入った空気のうち肺胞に達しないガスの量(約150ml)

    残気率

    残気量が全排気量にしめる割合(20~25%)

    呼吸膜

    肺胞上皮細胞、毛細血管内皮細胞、その2つの間の基底膜からなり、拡散によって酸素と二酸化炭素を移動

    肺弾性収縮力

    呼息で使われる

    肺活量

    予測肺活量に対する、実際の肺活量の割合

    新生児呼吸促迫症候群

    妊娠24週から作られ始め、妊娠36週ごろに十分な量になるサーファクタントが早産等の原因により、十分な量に達せず起こる呼吸障害。

    拘束性換気障害

    予測肺活量の80%未満

    ・気管支拡張症、肺繊維症、肺結核

    閉塞性換気障害

    1秒率が70%未満

    ・喘息、慢性気管支炎、肺気腫

    混合性換気障害

    拘束性換気障害、閉塞性換気障害のいずれにもあてはまる

    コンプライアンス

    肺のやわらかさ。拘束性換気障害では低い。閉塞性換気障害では高い。

    酸素解離曲線

    酸素分圧(血液中の酸素の割合)に対する酸素緩和度(SaO2:HbとO2が結合してる割合)を示すグラフ

    ボーア効果

    H+、CO2の増加等で、Phが低下することで酸素解離曲線が右に移動すること(末梢で酸素を解離しやすい)

    アシドーシス

    Ph酸性より

    アルカローシス

    Ph塩基性より

    末梢化学受容器(化学受容器)

    酸素分圧を感知。頸動脈小体と大動脈小体の2つ。

    中枢化学受容器(化学受容器)

    PH,二酸化炭素濃度を感知。延髄表面付近。

    肺伸展受容器(機械受容器)

    へリングブロイエルの反射(吸気 ⇒ 肺膨張 ⇒ 肺伸展受容器刺激 ⇒ 延髄(脳幹)に届く ⇒ 吸気制御)に関与。

    刺激受容器

    タバコの煙、異物に反応

    効果器

    呼吸筋

    重炭酸イオン

    血中二酸化炭素で一番多い形

    (説明)

    肺気腫

    呼吸細気管支と肺胞が拡張し、破壊される疾患

    気胸

    臓側胸膜に穴が開いて空気漏れで肺がしぼんだ状態

    コンプライアンス

    肺のやわらかさを示す(C=圧変化/容量変化)。肺胞の膨らみやすさでもある。拘束性換気障害では低く、閉塞性換気障害では高い

    呼吸中枢

    延髄:呼気を促す呼気ニューロン

       吸気を促す吸気ニューロン

    構造:

    呼気中枢、背側呼吸群は吸気ニューロンからなる

    呼気中枢、腹側呼吸群は吸気ニューロンと呼気ニューロンからなる。

    機能:

    呼吸調節中枢:呼吸リズム調節

    持続性呼吸中枢:持続性吸息の調節

    受容器からの情報を元に酸素分圧、二酸化炭素分圧を調節(呼吸筋へ指令)、呼吸の調節を行う。
    酸素解離曲線

    ・酸素分圧(PO2)に対する酸素緩和度(SaO2)を示したグラフ

    ・酸素緩和度(SaO2):HbとO2の結合割合

    ・酸素分圧(PO2):血中全ガスのO2割合

    ・動脈血酸素分圧(PaO2):動脈血中の酸素割合

    ※肺 = PO2高い(約100mmHg)、末梢 = PO2低い(20~30)ので、HbとO2は

    肺で結合しやすく、末梢で解離しやすい
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