1.「円周の測定」のところで、身の回りから、円の形をしたものを見つけ出し体験的な算数的活動を通しながら、円周と直径との関係を探る方法が良いといわれています。具体的にその算数的活動について述べよ。
2.次の文章題の特徴について述べよ。またテープ図(帯図)を用いて解く指導案を示せ。
「はこの中のみかんを5個食べました。まだ2個残っています。みかんははじめ何個あったのでしょうか」
000755 初等算数科教育法
参考文献
『初等算数科教育法』小野英夫著(明星大学出版部)
『小学校学習指導要領』 文部科学省
2 単位目(1952文字)
1.「円周の測定」のところで、身の回りから、円の形をしたものを見つけ出し体験的な算数的活動を通しながら、円周と直径との関係を探る方法が良いといわれています。具体的にその算数的活動について述べよ。
身の回りには円の形をしたものがたくさんあるが、児童の声を取り入れ、グループで工夫して測定させるようにしたい。そうすることにより、目的意識や学習意欲を高めることに結びつく。
(1021文字)
1.体験的な算数的活動とは、教室の内外において、各自が実際に行なったり確かめたりする活動のことで、児童の目的意識や学習意欲を高めることを意図としている。「円周の測定」の部分において、中学年での具体的な算数的活動について述べたい。
まず、身の回りにある物の中から、円の形をしたものを観察し、その特徴を見出して把握し、更に形を構成している要素(例えば、円の周りの長さや円の中心から円までの長さなど)がどのようになっているかという観点に立って考えさせる...
図の一文字のみ