商学総論 分冊1 合格レポ★

閲覧数1,828
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    流通の取引対象について述べなさい。

    *丸写し厳禁です!参考としてお使い下さい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    10 / 10

     流通における客体は商品であり、資本主義経済社会では財貨や物資は、全て商品という形態をとって現出する。通常、財貨や物資は、自己の使用・消費を目的とした自家用品ではなく、交換・流通・取引を目的として、他人の使用・消費の為に生産されるものである。つまり、単なる物として生産されるのではなく、商品となるのは、社会的分業と生産手段の私有を基礎として生産されるものである。しかし、商品の概念に含まれる内容は、研究の視点と研究目的により様々な規定がある。例えば、経済学では、社会的使用価値が交換または取引を通じて他人に譲渡される場合に初めて商品となり、その役割をもつとしている。また、商業・流通論学者による商品概念も広義、狭義と多様に解されているが、商品がもつ様々な生産物の有用性という性質によって、人間の種類的欲望を満たす社会的な使用価値が商品であるといえる。つまり、商品は、使用価値と交換価値の両方を有するものをいう。資本主義経済社会では、すべての富や社会的な生産物は、最初から商品としての要素をもって形成される。このため、現代の市場経済下では、生産物だけでなく非物的かつ売買可能なものが商...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。