価格理論 分冊1 A評価★

閲覧数1,818
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    個人の需要は、その財自体の価格が下落すれば需要量が増加する。この「需要法則」が成り立つことを代替効果と所得効果の概念を用いて、無差別曲線図を用いて説明しなさい。

    *丸写し厳禁です!参考としてお使いください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    11 / 11

     家計は、限られた予算の下で購買可能な財の組み合わせの中から最大の効用を得られるものを需要する。効用を最大化する点を求めるには、予算制約線と無差別曲線というものを使う。まず予算制約線から説明する。

     例えば、予算1000円で1個100円のりんごと、1個200円のみかんという2種類の財のみを購入すると仮定すると、消費者の選択は図①で表される。図中の直線lを予算制約線という。この直線より内側ならば予算内で購買可能である。三角形ABOは購買可能集合と呼ばれ、この中で効用が最大化する点をみつけるためには、無差別曲線を使う。

     無差別曲線とは、個人にとって無差別な財の組み合わせ、すなわち個人が同じ効用を得る財の組み合わせを結んだ曲線であり、図②の青い曲線である。家計が点Aと点Bの財の組み合わせどちらかを選ぶとすると、通常は点Bを選ぶ。なぜなら、点Bの方がより多い財を組み合わせることができ、より満足感が得られるからである。つまり、原点より遠い無差別曲線ほど効用水準が高くなる。

     以上のことから、購買可能かつ、効用が最大になる点は、予算制約線と無差別曲線の接点である点で、図③...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。