S0101 教育言論 第1設問(A判定)

閲覧数1,544
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2011年2月提出の佛教大学、通信教育課程、教育言論、第1設題のレポートです。A判定でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直感の原理など)について考察せよ。
    ⇒スイス生まれのヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチーはおそらく、日本において最も評価され研究された人物である。彼の最大の功績は、「子供」という概念を「大人」とは異なったものであると明確化したことであり、そのことによって「子供」への教育の在り方を段階的に要素までおとし進めた点にある。中世までのヨーロッパにおける「子供」とは、大人と同等、もしくはそれ以下であっても大人と同程度の能力を保有する働き手であるとみなされていた。しかしペスタロッチーは、子供は産まれながらに動物的でありその動物的性質を根絶したらしめることこそが教育であるという積極教育や、産まれながらには白紙である子供に外部から内的本性に備わっていないものを注入することが教育であるとするロックのタブラ・ラサ説を真っ向から否定し、子供が産まれながらにして既に有している能力の発展を幇助することこそが教育であるという理論を展開し、この教育観を「有機的・発生的」であると位置付けた。子供自身が持っている生命力や生活能力を最も重視するという点で有機的であり、教育者が介入し子供の性質を正すの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。