[近畿大学通信] 卒業論文 憲法

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  • ページ数 : 53ページ
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資料紹介

内容:法令審査権の範囲と限界
合否:合格
修正:清書時に若干の修正、清書は縦書きになります。
注意:大学に提出したままなので、丸写しをした場合確実にバレます。あくまでも、参考程度に使用してください。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

序章 違憲審査権とわが国の制度

第一節 違憲審査権とその根拠

 そもそも違憲審査権とは国家において行われる様々な行為が憲法に適合するか否かを審査し、違憲と判断された行為の効力を否定し、そのことを通じて憲法の効力の保障を図る制度である。1)

 憲法保障とは、法律等の憲法よりも下位の法規範の定立、および政府機関のその他の活動によって、国の最高法規である憲法の規範の意味内容が変更・侵害されることを事前に予防し、また事後に是正して、憲法秩序の存続と安定を保つことをいう。

 成文法規範を将来発生するあらゆる出来事を想定して制定することは、実際問題として不可能である、そこで、ある程度抽象的な文言で成文法を制定し、これによって制定後の社会変動に柔軟に対応すべきことが成文法制定行為そのものの前提となっている。成文法規範が憲法典である場合でも、柔軟性を与えた一般的抽象的な文言によってそのような事態に備えている。ところが、憲法規範事体が政治的活動をその主要な対象としているため、現実の政治変動に伴って、規範の意味から外れた運用がなされる可能性が他の法規範に比べてより大きいという性質を持つ。規範と現実...

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