64676/法政大学通信教育部/職業指導(第2回)/A+最高評価レポート

閲覧数2,146
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (問題文)
    進路情報の意義とは何か。また、個々の生徒に自分の将来像を描けるようにサポートするには、中学校、高等学校の各教科において、どのような教育実践が考えられるか。具体的方策を述べよ。

    参考文献:高等学校学習指導要領 平成21年3月 文部科学省

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.進路情報の意義
     一般に、進路情報とは進路選択・決定に関係する環境側の要因に関係する情報を総称するとされる。また、学校の行う進路指導では、進路情報とは「個人が進路の実情を理解し、自己理解と相互に関連し合いながら、進路意識を高め、進路適性等を吟味し、将来の進路の選択・決定の能力を育て、将来の生活における適応と自己実現の発達を図ることを目的に、意図的・計画的に組織し編成された一連の教育的素材」とされる。
     これらの進路情報を知ることは、適切な進路選択・決定の前提として必要な条件であって、大きな意義があると考えられる。
    各教科を進路情報と位置づけた実践案
     中学校・高等学校の各教科は、長い人生の中でもそのときにしか学ぶ機会のないものだと思われがちだ。しかし、あらゆる職業の基礎であり、将来にわたって形を変えて無意識のうちに学ぶことになる基礎知識である。これを進路情報の一つと意識付けることが出来れば、深い学びを得る機会となり、生徒の積極的な学びにつなげる動機づけになる。
    (数学の事例)
     「私は大工になるのだから苦手な数学を学ぶ必要はない」と考える生徒に対し、三平方の定理を扱う数学の授業で、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。