食道静脈瘤、大動脈疾患

閲覧数2,480
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    病態・症状・検査・治療についてまとめたものです。

    色がついているところは先生に大切だと言われたところです。

    参考文献:『ナースの内科学』奈良信雄/中外医学社(2010)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ★食道静脈瘤★

    肝硬変などにより、門脈から肝静脈への血流が障害されると門脈圧の亢進をきたし、小腸からの血流はいろいろな静脈のバイパスを通り心臓へ戻る。食道の壁内にある静脈はこのバイパスになりやすく、食道静脈瘤が形成される。

    門脈圧は動脈圧に匹敵するほど高く、静脈瘤が破れると大出血をきたし、たちまち重篤になる。肝硬変の3大死因の1つである。

    大量の出血は出血性ショックをきたし、肝不全を助長させる。

    さらに、消化管にでた血液は大腸細菌によって分解され、アンモニアが産生されこれが吸収されて肝性脳症をきたす。

    <診断>

    内視鏡が第一選択。出血があれば治療を含め緊急内視鏡検査を行う。超音波内...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。