養護原理レポート1

閲覧数1,844
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    児童養護に関して、近年家庭と社会との相互協調、相互補完の関係性の確立が強調されている。その背景と目指されるべき連携のあり方について考察を加えなさい。A評価

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     養護原理(2単位)第1設題
    児童養護に関して、近年家庭と社会との相互協調、相互補完の関係性の確立が強調されている。その背景と目指されるべき連携のあり方について考察を加えなさい。
              
     かつて大家族であった時代、家庭には「経済(生産・消費)」「生殖」「保護(互助)
    」「教育」「娯楽」などの機能があった。家庭でみんなが働き、助け合い、子を育て、楽しむ生活である。しかし、社会の変化に伴い労働は企業など家庭外に移り、外食産業の隆盛にみられるように消費の場も家庭外に拡大している。保護機能は国や自治体、医療機関に、教育は学校や教育産業に、娯楽は余暇産業などへと、従来家庭内にあった機能の多くが外部化された。このように、都市化、産業化、工業化が進むにつれて家族の機能が低下していったのである。また、都市化、産業構造の変化に伴い地域コミュニティも低下し、家庭で起きる様々な問題を家族のみで対処していかなくてはならなくなった。地域コミュニティが低下することで、現代社会では、育児が密室化する危険も大きい。また、情報化社会による情報の氾濫による混乱や、父親の在宅時間が短いことで、母と子の密着度...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。