2009児童理解と教育相談第2分冊

閲覧数1,523
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)不登校は以前から日本にあった、日本特有の社会現象である。不登校は年々その人数を増やし、不登校になる子どものタイプや原因も時代によって変化していっている。
     今までの不登校のタイプは大きくわけて2つあり、1つは【母子分離不安タイプ】で、保育園や幼稚園の頃から、親と離れて自分一人で他者と関わらなければならない、という不安が原因で発生した不登校タイプである。これは、新しい環境に適応しにくかったり、保育士、・幼稚園教諭へ心を開かず母親にべったりであったりという行動が見られる。また母親の不安が高いため、子どもに対して過保護になりすぎていたり、兄弟・姉妹がいないため、同年代の子どもとのコミュニケーション能力が低いこと等が原因であったりもする。2つめは【良い子の氾濫タイプ】で、原因としては、乳・幼児期から「おとなしい子」として抑圧してきた願望を抑えきれなくなったことで、親の最大の関心事である「学校」に行かないことで、反抗心を示していることが多い。どちらも、家庭に強い想いがあり、他の集団との関わりを拒んだりすることが、これまでの不登校の特徴である。
     では、現在はどうなのであろうか。現代の不登校...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。