日本文学史 科目最終試験過去問6題とその回答例です。誤字・脱字があるかもしれません。また、教科書等を確認願います。
松尾芭蕉・井原西鶴・近松門左衛門・滝沢馬琴のおよその活躍時期、代表作、属するジャンルと内容上の特色
松尾芭蕉 江戸前期、貞享~元禄 「奥の細道」「春の日」等
俳諧 「わび」「さび」「しをり」「ほそみ」等、閑寂で高雅な俳風
(蕉風と呼ばれる)
井原西鶴 江戸時代前期、元禄を中心とした前後
「好色一代男」「世間胸算用」
浮世草子(仮名草子の後、享楽生活や好色生活を扱った写実的な風俗小説
(好色物・・・男女の恋愛・好色生活を描く、町人物・・・お金にまつわ
る町人の生活ぶりを描く、武家物・・・武士道を描く。
雑話物・・・諸国の珍談奇談を集める。)
近松門左衛門 江戸前期、元禄~享保
世話物「曽根崎心中」/時代物「国性爺合戦」
浄瑠璃(人形を使った戯作)
時代物・・歴史上の事件/伝説に取材した作品。武士道の精神を描く
世話物・・・当時の町人世界で実際に起こった事件を脚色した作品。
義理と人情の葛藤から起こる苦悩と悲劇
滝沢馬琴(曲亭馬琴) 江戸後期、文...