教育原論1

閲覧数1,104
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『ハヴィガーストの発達課題について述べよ。』
    「発達」とは、精子と卵子の受精から死に至るまでの一生涯の「質的・量的な変化の過程」と定義されており、現代の発達心理学においては、誕生から死に至るまでの生涯全ての過程を「発達」と定義している。

    「発達」は、順序性や連続性に従って起こる停止することのない一定の型・規則に基づく連続的な変化であるが、その発達の過程は画一的ではなく、幾つかのまとまりのある「段階」に分ける事が出来る。発達が進行する中で確認できる顕著な特徴を基準にして、発達の過程を幾つかの段階に分けて分類したものを「発達段階」と言う。

    そして、この「発達段階」には、その段階に応じて、獲得・達成することが期待され相応しいとされる課題を内包している。それらの課題は「発達課題」と称されており、アメリカの教育学者ロバート・R・ハヴィガーストがその著『人間の発達課題と教育』において、「個人が学ばなければならないもろもろの課題、すなわち生涯の発達課題は、われわれの社会において健全な成長をもたらすものである。発達課題は、個人の生涯にめぐりいろいろの時期に生ずるもので、その課題をりっぱに成就すれば...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。