「今までに経験した教育場面(あるいは対人場面)を反省して『認知の落とし穴』に陥ったと考えられる場面を記述し、①その『認知の落とし穴』の仕組みを考察し、②今後に同様の『認知の落とし穴』に陥らないための対策を提案せよ。」
私が今までに経験した「認知の落とし穴」に陥った場面は、何気ない家族との会話の中で起こっていた。今でも忘れないこの日の出来事は、教師を目指す私にとって、大きな教訓として脳に深く刻まれている。
我が家は、私と妻、子ども3人の5人家族である。4年程前、(当時、長男小学6年生、長女小学4年生、次男小学1年生)私が仕事を終えていつものように帰宅し、家族が待つリビングに入ると、妻と3...