459 初等教育原理 2単位目

閲覧数1,300
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    459 初等教育原理Ⅰ・Ⅱ 2単位目①

    『エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。』
     エリクソンの心理社会的危機とは、人生を8つの発達段階に分け、各段階で達成すべき心理社会的危機(分岐点)があるとする理論である。(1)乳児期:信頼と不信、(2)幼児前期:自立性と恥・疑惑、(3)幼児後期:自発性と罪悪感、(4)学童期:勤勉性と劣等感、(5)青年期:アイデンティティ達成とアイデンティティ拡散、(6)成人前期:親密性と孤立、(7)成人期:世代性と停滞、(8)老年期:統合性と絶望。これらの段階の危機をうまく乗り越えることが、健全な人格形成につながるとしている。これは、現実生活の中では、個人は対人関係や社会的・文化的側面から多くの制約を受け、それによってたえず情緒的葛藤を余儀なくされているが、発達過程に乗り越えるべきいくつかの危機があることを表している。

     児童期までの危機の段階として、大きな割合を持っているのが子どもの親である。乳児期において、母子との信頼感の形成ができるか否かで、その後の親密な人間関係を築き上げていく土台が作られるか、それ以後の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。