S0528道徳教育の研究_第1設題

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    資料紹介

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    設 題
    「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。
    「道徳」の時間が特設されたのは、昭和33年の学習指導要領改訂である。「総則」の「第3道徳教育」においては、「学校における道徳教育は、本来、学校の教育活動全体を通じて行うことを基本とする」ことや、「道徳教育の目標は、教育基本法および学校教育法に定められた教育の根本精神に基く」こと、更に、道徳の時間において、「道徳的実践力の向上を図る」ことが明記された。
    平成10年の改訂における「道徳教育」および「道徳」の時間の目標は、小・中学校学習指導要領「第1章 総則」において、次のように示されている。「教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を家庭、学校、その他社会における具体的な生活の中に生かし、豊かな心をもち、個性豊かな文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め、進んで平和的な国際社会に貢献し未来を拓く主体性のある日本人を育成するため、その基盤としての道徳性を養うことを目標とする」。この目標は、従来からの「人間尊重の精神」に「生命に対する畏敬の念」が付け加えられたものである。
    そのため...

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