精神保健福祉論Ⅰ-2

閲覧数1,134
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    精神保健福祉

    代表キーワード

    福祉

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「精神保健福祉士誕生の意義と、求められる専門性、定義、義務などをまとめなさい。」
     精神科ソーシャルワーカーは、1905年、アメリカのマサチューセッツ州ボストン市のマサチューセッツ総合病院で、最初の仕事を始めた。主な業務は、患者の家族から病気の社会的背景に関するデータを聞き取り収集することであったが、その後、ボストン精神病院やニューヨーク市におけるベルビュー病院、コーネル診療所等でも活動が始められた。

     アメリカの精神医学は、精神疾患を単に生物学的側面からとらえるだけでなく、家族や生活環境、社会や文化的な諸要因を調査し、総合的に見て診断や治療を進めていた。そのような経緯があってPSWは医療チームに必要な専門職となった。

     1931年に「精神衛生」誌上で、第1回精神衛生国際会議第4分科会の報告として、ソーシャルワーカーについて次のように紹介された。

     「社會事業實行機関に於いては、教養をうけたる専門接触從事員(ソシアル・ワーカー)を使用すべきこと」「ソシアル・ワーカーの任務は、病例の社會的調査と社會的治療により、病例の本質及び社會的治療の意義を、一般として了解せしむるに努力するにあ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。