1.目的
演算増幅器を用いた回路を設計・製作し、その基本特性を調べることで、回路動作の基本を理解する。さらに、応用回路を試作して理解を深める。
2.解説
演算増幅器は「オペアンプ(operational Amplifier)」とも呼ばれる集積回路で、微弱な入力信号を増幅して出力することが出来るアナログ回路素子である。コンピュータなどの電子機器、各種センサなどに用いられており、現代テクノロジーの基盤をなす重要な技術のひとつである。
オペアンプには、入力端子2つと出力端子1つが備わっている。回路図では、入力端子の位置に“-”および“+”の記号が付されており、それぞれ反転入力、非反転入力と呼ばれる。オペアンプは、この2つの入力端子間の差電圧を増幅して出力する。直流だけでなく交流信号を増幅することも可能であり、その増幅度は、およそ10万倍程度と非常に高いのが特徴である。
ただし、実用上オペアンプ回路では、外部に抵抗やコンデンサなどを取り付け、出力端子と入力端子を接続した帰還回路とすることが多く、その場合、増幅度をそれら外部素子によって制御することが出来る。
理想的なオペアンプについて、
1.目的
演算増幅器を用いた回路を設計・製作し、その基本特性を調べることで、回路動作の基本を理解する。さらに、応用回路を試作して理解を深める。
2.解説
演算増幅器は「オペアンプ(operational Amplifier)」とも呼ばれる集積回路で、微弱な入力信号を増幅して出力することが出来るアナログ回路素子である。コンピュータなどの電子機器、各種センサなどに用いられており、現代テクノロジーの基盤をなす重要な技術のひとつである。
オペアンプには、入力端子2つと出力端子1つが備わっている。回路図では、入力端子の位置に“-”および“+”の記号が付されており、それぞれ反転入力、非反転入力と呼ばれる。オペアンプは、この2つの入力端子間の差電圧を増幅して出力する。直流だけでなく交流信号を増幅することも可能であり、その増幅度は、およそ10万倍程度と非常に高いのが特徴である。
ただし、実用上オペアンプ回路では、外部に抵抗やコンデンサなどを取り付け、出力端子と入力端子を接続した帰還回路とすることが多く、その場合、増幅度をそれら外部素子によって制御することが出来る。
理想的なオペアンプ...