サントリーが行った非上場であるがゆえの資金調達

閲覧数3,414
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    サントリーホールディングスは大企業には珍しい非上場企業であるため、その資金調達の意思決定は一般のコーポレートファイナンス理論と違った要素を含んでいるのではないか。そこで…

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成23年7月30日

    サントリーが行った非上場であるがゆえの資金調達
    ステップ1

     ここでは6月20日付の日本経済新聞に報じられたサントリーホールディングスによる資金調達に関して説明する。
    サントリーホールディングスは資本と負債の中間的な性格を持つ「ハイブリッド証券」と呼ばれる社債で200億円強を調達する。国内外へのM&A(合併・買収)に中期的に3000億円を使う方針だが、非上場のため資金調達手段が銀行借り入れや普通社債(SB)などに限られていた。財務の健全性の確保が見込める同証券により、資金調達手を多様化する。同証券は会計上はSB同様、負債として計上されるが、格付け会社からは50%の資本性を認められる。会社の格付けを下支えし、資金調達コストの低減にもつながる効果も期待できる。

    6月20日付日本経済新聞
     サントリーホールディングスは大企業には珍しい非上場企業であるため、その資金調達の意思決定は一般のコーポレートファイナンス理論と違った要素を含んでいるのではないか。そこでテーマは「サントリーが行った非上場であるがゆえの資金調達」とする。
    ステップ2

     ここでは、企...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。