英語圏の留学経験から獲得できる10の恩恵

閲覧数1,367
ダウンロード数29
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 全体公開

    資料紹介

    【1】日本特有のバイアスから解放される
    【2】弱い立場への理解が生まれる
    【3】移民になるという選択肢を獲得できる
    【4】海外大学院への道が比較的容易になる
    【5】実用的な英語スキルが習得できる
    【6】国際的な交友関係が築ける
    【7】海外就職への可能性を獲得できる
    【8】ハードスキルを英語で学べる
    【9】自らを大幅に変える事が出来る
    【10】国際恋愛が身近になる
    について詳しく説明しています。

    資料の原本内容

    英語圏の留学経験から獲得できる10の恩恵
    【1】日本特有のバイアスから解放される
    【2】弱い立場への理解が生まれる
    【3】移民になるという選択肢を獲得できる
    【4】海外大学院への道が比較的容易になる
    【5】実用的な英語スキルが習得できる
    【6】国際的な交友関係が築ける
    【7】海外就職への可能性を獲得できる
    【8】ハードスキルを英語で学べる
    【9】自らを大幅に変える事が出来る
    【10】国際恋愛が身近になる

    1. 日本特有のバイアスから解放される

    【起/日本特有のバイアスとは何か】

    日本特有のバイアスとは、世界的には常識じゃない日本の常識です。日本では世界的に見るとユニークなことが沢山起こっています。ただ日本国内に居ると客観視する機会が中々作れないので、それら珍しい現象だと感じることが中々出来ません。例えば以下のリストは僕が日本に居た時に何となく身近に感じていた事柄です。また、今はそれぞれがとてもユニークな存在に感じ、良い面・悪い面をより深く考えさせられる事柄でもあります。

    ホスト・ホステス商売/オカマ・オナベパブ

    オタク文化/コスプレ文化/ひきこもり/ニート/ネオニート

    異様に高い自殺率/過労死/サービス残業/休日出勤

    縦社会/年功序列/敬語文化

    新卒採用主義/コミニケーション能力重視面接

    世界一のクオリティーを誇る漫画文化

    日本全国に蔓延る売春ビジネス

    パチンコ/パチスロ/スロット

    対人恐怖症/外国人恐怖症

    暴走族/ヤクザ社会

    【例1/日本の漫画文化は抑圧からの開放】

    興味深いのは、こういったユニークな文化を生み出している一番の原因が「現実逃避」であるという事実です。上のリストを眺めてみると、辛い現実から逃避するために生まれたらしき文化が多いと思いことに気が付きます。その中でも漫画文化に関して@yutakiokaさんより興味深いRTを頂いたのでご紹介します。

    以下、@yutakiokaさんのRTより引用

    たとえば一番顕著な例としては、江戸時代ですね、この時代に、とても幻想的でエロテイックで浮世離れした書物や絵画が流行りました、たとえば西鶴の好色物シリーズや渓斎英泉の春画、浮世絵などです。その背景には、江戸時代の儒教的価値観への反発があったわけです。そういった儒教的価値観の支配から自らの生活観を守る橋頭保として生み出されたのが、反儒教的価値である好色物、浮世絵、春画だったんですね、つまり性意識の解放ですね。春画は平安時代からありましたが、庶民に広がったのはこの時期です。では今日のカウンタカルチャーはと言いますと、これは明治に起源がありまして、エリート寡頭政治への反発なんですね。この構図は今も変わりません、権力構造が貴族が世襲議員に代わっただけです。私は、現代漫画の成立は浮世絵、春画の流れをくんでると考えているわけです。漫画文化というのはエリートへの反発なのです。私が了解している漫画の流れはこんなところです。また残念ながら、では日本最初の反エリートの象徴である漫画は何なのかと問われても現在研究中でして、わかり次第お伝えします。

    人生で一度でも、その存在やルーツに深い疑問を感じることが出来れば、後は@yutakiokaさんのように深い考察に達することが出来、そこから様々な提起を起こしたり学びを得ることが出来ます。しかし日本特有のバイアスという殻を破り、殻の外側から内側を冷静に見つめない限り、それらはあたかも当然のこととして捉えられ続けます。

    【例2/劣悪な日本の労働環境】

    日本国内の問題では労働環境がその代表例と言えます。今この瞬間、僕がgoogle.co.jpで「日本の労働環境」という文で検索すると約 295,000 件のヒットがあります。そして検索結果のトップページに並ぶ見出しだけでも、日本の労働環境にどれだけ否定的な感情が日本国内に蓄積しているかを垣間見ることが出来ます。

    以下、検索結果より引用。

    普通に働ければいいだって?日本の労働環境は世界最低だぞ・・・
    VIPPERな俺 : 日本って労働環境悪すぎ。 国自体ブラックじゃね?(笑)・・・
    「日本の労働環境はクソ過ぎる」 だから「日本でリーマンしないで・・・

    カナダ人にも辛い日本の労働環境 : 住みたいところに住める俺・・・
    リアルKYがおすすめ!という日本の労働環境のすさまじさ|・・・
    日本の労働環境「何かおかしいくないか?」と提起・・・

    悪化する日本の労働環境:日経ビジネスオンライン・・・
    あまりに酷い日本の労働環境 残業禁止してないのは先進国で・・・

    これらの問題に関連して、ニートの海外就職日記のブログ主さんは日本の労働環境がいかに劣悪かを詳しく説明し、問題提起を起こし続けています。そこには海外就職を果たし海外の外資系で働いている筆者の方ゆえの説得力があります。一度ブログに行って、記事ごとの拍手数を確認してみてください。何百・何千人という人達が賛同しています。それは扱うテーマが根深く、筆者の方の示す考え・姿勢が多くの人達の共感を得ているからに他なりません。もちろん国によって独自の文化や社会から作り出される独自の問題を抱えています。日本では「労働環境」が大きな問題の一ついうだけで、他の国は全面的に良いということではありません。重要なのはその独自の問題に対して、いかに対応するかという点です。

    【結/日本特有のバイアス解放から得れるもの】

    【1】今まで培ってきた常識を見直す新しい機会
    【2】世界の事象を客観的に捉える視点
    【3】客観的な視点から得られる新しい解決策

    昔「人間が楽しく生きるのは死後であって、現世ではない」という考え方が世界中に蔓延していた時代に「人間は、今、この時を楽しむべきである!」という革新的なアイデアが爆発的に普及した時代がありました。それで、どれだけ激的な変化が世界に起きたかは想像に難しくありません。その歴史的な変化のおかげで、私達は今、個人的の目標を個人的に達成する自由を持っています。身の回りで行われていることが実は奇異で、素晴らしい改善策が世界中に幾らでもあるとしても、それに気付き、力強く提起し、解決策を実行していかなければ現状が変わることはありません。

    2. 弱い立場への理解が生まれる

    【起/弱い立場への理解とは何か】

    ここで言う弱い立場というのは、人の助けを積極的に借りなければならない立場の事です。僕は留学してからの2年間、人生で最多の助けを借り続けたと思います。英語圏における自分の無力さを心底実感して、自分を支えてくれる人達の温かみに沢山触れて、人と関わることへの有りあがみを感じ続けていました。

    【例1/協力してくれたホームシェア先の家主Martha】

    僕は比較的、誰かに大きな助けを借りるのが苦手な性格です。そうは言っても留学当初にどうしても自身の英語能力だけでは処理しきれない事が幾つか起こりました。手違いによる大学入学取り消し、大量のEssay課題提出、期末試験を兼ねたロングプレゼンテーション、銀行口座のハッキング事件、等々。そういう時、Marthaは自力で解決できる段階に達するまで親身に協力してくれました。多分、彼女の協力無くして今の大学生活は成り立っていなかったと思います。

    【例2/協力する側に回る経験】

    上記のような経験をしていたので、世界中からこちらへ学びにくる留学生に協力することも度々ありました。日本生まれ中国育ちの新入生が慣れない英語環境で散々な初セメスターを過ごしているとき、勉強を出来る範囲で協力したりすることもありました。語学学校から大学へ入ろうとしている学生の相談に乗ることもありました。そういったことも全て周囲から協力してもらった経験が無ければ出来なかったかも知れません。

    【結/圧倒的に弱い立場への理解から得れるもの】

    【1】弱い人達の立場に立つ視点
    【2】助けを貸してくれる人達の有難さへの再認識
    【3】優しくありたいという気持ち

    もちろん僕達は誰かしらの助けを借りながら生活しているわけなんですが、実際に「誰かの助けを借りなければ最悪の事態になる」という状況を学生時代に経験出来ることは中々ありません。でも留学すると初めの頃にそういう事態が少なくとも数回は起こるでしょう。そうして自分が圧倒的に弱い立場にななって初めて、助けを貸してくれる人達の存在がどれほど有りがたいかを実感することが出来るんだろうなと思います。

    3. 移民になるという選択肢を獲得できる

    【起/移民になるという選択肢の獲得とは何か】

    海外大学を卒業すると、現地に移住出来る可能性が高まります。と言っても移住はそう簡単に実現出来ることじゃないんですが、少なくとも日本国内の大学を卒業した場合よりも海外大学を卒業した場合の方が可能性が高いことは確かです。移住/移民には言語的のハンデが伴う一方で、優秀な移民達が切り開く国際的な可能性という記事でも紹介したような可能性が秘められています。

    【例/米国大学卒の場合】

    例えば米国大学に留学して卒業する場合、Optional Practical Training(略してOPT)を申請することが出来ます。このOPTを申請すると、学生VISAを少し拡張するような形で、Internshipと通して約1年間アメリカで専攻分野に関連ある分野で働く機会を得ることが出来ます。もし、このInternship中に実力を認められれば、そのままInternship先の会社に正式採用され、会社から就労VISAが発行されるんです。

    僕はこの就労VISAを取得出来た時点で、その個人を移民と呼ん...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。