商品学 分冊1

閲覧数1,748
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    科目コード0821
    商品の概念について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    商品とは、「市場における交換対象(売買の対象、金銭との交換対象)」であり、「生産・販売する者には収益(利益)をもたらし、購入・使用する者には便益(有用性)や効用(満足)をもたらすもの」である。特に商品を購入・使用する消費者にとっての商品は、「消費者の必要や欲求に満足を与えるもの」であることから、「便益の束」とも定義されている。商品は、色・柄・デザイン・包装・パッケージ、価格、商標、サービスといった様々な属性の複合体として存在している。それらの諸属性は、商品の形状や肌触りといった「触知可能性」の高いものから、ブランドやサービスといった「触知不可能性」の高いものがある。その触知可能性と不可能性のウエイトの違いによって、一般的に「商品(モノ)」と「サービス」に区別されている。このサービスとは、「取引対象となっている企業の行為」をいう。それは、モノが含まれていてもサービスの部分が取引において本質的な要素となっている調理や治療といったことである。商品の構造は、「モノ(物)とサービス(行為)の複合体」である。その複合体を構成する様々な要素は、均等な役割を果たしているわけではない。それらは商品の中核...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。