小学校第4学年の内容「(2)金属、水、空気と温度」(テキスト16ページ)のア、ウそれぞれの自然の事物・現象について、小学校の授業で扱われている観察や実験をもとに、粒子概念を用いて説明しなさい。
佛教大学通信教育の理科概論です。合格済で、A判定でした。
2016年度も同じ設題です。
テキストに加えて、小学校の教科書、中学校の教科書、学習指導要領を参考にしました。
小学校第4学年の内容「(2)金属、水、空気と温度」(テキスト16ページ)のア、ウそれぞれの自然の事物・現象について、小学校の授業で扱われている観察や実験をもとに、粒子概念を用いて説明しなさい。
本論文の構成
第1章にて、原子や分子に触れながら、粒子の概念について説明する。第2章では、アの自然の事物・現象について説明し、小学校の授業で扱われている観察や実験について述べる。第3章では、ウの自然の事物・現象について説明し、小学校の授業で扱われている観察や実験について述べる。
第1章 粒子概念
状態変化しても、物質を構成している粒子そのものの数や大きさは変わらないため、質量は変化しない。温度が低い時は、粒子が規則正しく並び、その場にとどまっている。これが粒子である。
温度が上がり運動が活発になると、粒子が動き回るようになる。これが液体であり、粒子の位置は決まっていないので、液体の形は容器にしたがって変わる。
液体を更に加熱すると、運動が激しくなり、粒子が空間を自由に飛び回るようになる。これが気体であり、粒子と粒子の間が広くなるため、気体の体積は液体や固体に比べてずっと大きい。
物質...