理科教育法Ⅱ
科目最終試験問題
『確証のための実験と検証のための実験の違いは何か?授業展開を示して解説せよ。』
★確証のための実験とは、以下の授業展開である。
①本時の目標を告げる。
↓
②実験・観察の方法を説明する。
↓
③実験・観察を行う。
↓
④実験・観察の結果を報告する。
↓
⑤結果から分かったことをまとめる。
理科教育法Ⅱ
科目最終試験問題
『確証のための実験と検証のための実験の違いは何か?授業展開を示して解説せよ。』
★確証のための実験とは、以下の授業展開である。
①本時の目標を告げる。
↓
②実験・観察の方法を説明する。
↓
③実験・観察を行う。
↓
④実験・観察の結果を報告する。
↓
⑤結果から分かったことをまとめる。
☆検証のための実験とは、以下の授業展開である。
①教師による問題提起。
↓
②子どもたちの問題把握。
↓
③予想。
↓
④討論。
↓
⑤検証。
↓
⑥応用
これらの2つの授業展開を比べると、前者では子どもの主体性がどこにも見られず、教師の指示通りに子どもたちが活動し、思考しているのに過ぎない。つまり子どもたちの思考の動きが授業展開に反映されていないといえる。それに対して後者は、「あれ、なんでやろう?」という疑問を持てば、必ず「きっと・・・に違いない。」と予想するであろう。予想することによって、それを確かめたくなるのは子どもたちの自然な思考の動きであり、それがそのまま授業過程になってくる。そこでは、子どもたちは教師の指示通りに活動するのではなく、子どもたちの自主性が最大...