英語科教育法Ⅱ

閲覧数1,311
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    日本英語教師学校学習語学国語授業言葉指導

    代表キーワード

    英語科教育法

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     Direct Methodsは、文法訳読法に対する批判・反省から、フランス・ドイツ・アメリカで提唱された教授法である。いわゆるGouin Method、Phonetic Method、Berlitz Methodに対する総称と考えられる。この教授法は母国語の媒介をせず、教えようとする外国語のみを用いて行う教授法である。文法の習得よりも音声を優先させ、実物・絵・動作によって、外国語と意味を直接連動させる。文法は帰納的方法で規則を導き出すようにする、といった理論面での特徴を持つ。そのうちGouin Methodでは、「連鎖」と言うものを設け、一連の連続的な動作をさせながらその動詞を発音させ、言葉と動作を結びつけて学ばせた・Phonetic method では、音声学の成果を応用して、発音記号を用いての発音指導の徹底、口頭による反復練習、文法の帰納的指導、直読直解が主張された。またBerlits Methodでは、系統的音声指導は行わず、生活体験に密着した形で外国語のみを使用し、母国語の介入なしで、外国語の音声によって心的具象化をダイレクトに生じせしめようとした。ここでは読み書きは二義的な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。