副主任看護技師OOOO
「段取り力アップ」講座に参加して
「仕事の流れ・マネジメントは、PDCA(Plan:計画➔Do実施➔Chack:評価➔Act:処置)をまわしていくことです。実施が、正味仕事とすると、そのほかは段取りです。段取り、8割です。」講義の冒頭で先生は、話されました。普段の仕事を考えてみると、私は、ケア・処置など実施を行うことで「やった」と満足してしまうことが、多いなぁと感じます。計画を立て実施をし、そこで出た問題を正しく認識、分析、そこから対策・目標を具体的に抽出し、それに対して改善を行うことが大切なのだと気づかされました。普段何気なく行ってしまう看護行為も、評価と次に行うときのための改善・準備をこまめにしていけば日々よりよい看護や業務がスムーズにできるのだなぁとあらためて感じました。
「目標からみた段取り項目の抽出」や「ナゼ・ナゼ検討表」のワークシートを使ったグループワークでは、問題に合わせた具体的な段取りの項目の抽出・考察を系統立てて考察すること、また複数名で話し合うという過程のなかから、普段あまりかかわることのない市役所や県庁などで多くデスクワークをしている方々の視点や考察を感じることができました。普段、看護の場面では、(私だからということもありますが・・・)頭より身体という場面が多いように感じます。しかし、何が本当の問題でどんな理由からなのか、目的はなんだろうか?ということをきちんとアセスメントしていくことで、無駄が省けるのだと反省しました。
全体的な仕事を円滑に進めるために5Sやファイリング、マニュアルを整備していい環境を整えていくことも大義的には「段取り」なのだと理解しました。
段取りは普段のいわゆる「おもて」の仕事に隠れている部分ですが、おろそかにせず、ひとつづつ丁寧に行えるよう努力していきたいです。
どんどん仕事が上手になれるように今回学習したスキルを生かして日々精進していきたいと思います。