★青年期の人格特性に影響を与える要因を、「関係性の発達」および「人格理論」から考察し、よりよい人間性の育成はどうあるべきかを考えよ。
エリクソンの発達課題において、青年期の発達課題のひとつとして「自我同一性」の確立があげられているように、青年期において、人は、自分の内面を見つめ、自分のあり方(価値観やどう生きていくか)を追求していく。これが人格特性につながってくるのである。
では、それ(人格特性)に影響を与える要因を考察する。
(1)「関係性の発達」から
青年期に入ると、人間関係は友だちを中心により広がっていく。友だち関係においては、他社一般との付き合い方を学んだり、多様な考え方生き方を...