1)Introduction
私は“女”という性別をもってこの世に生を受け、20年間“女”として周囲から扱われて生きてきた。だからこそ社会における「女性の立場」「期待されること」に関して強い興味を持っている。また、私は中学・高校と女子校という環境で教育を受けてきたことから、明治大学という、むしろ男性のほうが多いが、共学という環境に改めて“女”という性別に関して改めて考える機会が増えたと思う。このようなことに関係して、今回私は「女らしさ」について考えてみたいと思う。
2)「女の子なんだから」
私的話になるが、2年前私が浪人を決めた時、将来のことについて両親といろいろと話すことが多かった。私は、大学受験の勉強を進めていくうちに、学問をすることが面白くなり、出来れば大学院進学や留学をしたいと言ったことがある。しかし、父も母もあまり良い顔はしなかった。それどころか父は私にこう言ったのである。「女の子なんだから、そんなに勉強してどうするんだ。知り合いに大学院に進み、留学までして勉強をしたのに、結局主婦になって、学んだことが活かされてない女性がいる。
対人コミュニケーション
期待される“らしさ”
1)Introduction
私は“女”という性別をもってこの世に生を受け、20年間“女”として周囲から扱われて生きてきた。だからこそ社会における「女性の立場」「期待されること」に関して強い興味を持っている。また、私は中学・高校と女子校という環境で教育を受けてきたことから、明治大学という、むしろ男性のほうが多いが、共学という環境に改めて“女”という性別に関して改めて考える機会が増えたと思う。このようなことに関係して、今回私は「女らしさ」について考えてみたいと思う。
2)「女の子なんだから」
私的話になるが、2年前私が浪人を決めた時、将来のことについて両親といろいろと話すことが多かった。私は、大学受験の勉強を進めていくうちに、学問をすることが面白くなり、出来れば大学院進学や留学をしたいと言ったことがある。しかし、父も母もあまり良い顔はしなかった。それどころか父は私にこう言ったのである。「女の子なんだから、そんなに勉強してどうするんだ。知り合いに大学院に進み、留学までして勉強をしたのに、結局主婦になって、学んだことが活かされてない女性がい...