法学・大陸法系と英米法系の相違

閲覧数5,102
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    大陸法系と英米法系の相違は、両者の特色より米英法を基準として説明していく。両者の相違は歴史的伝統の中に見られる。大陸法は体系的で合理的な近代法典を制定したヨーロッパの大陸部の諸国(フランス、ドイツ、イタリアなど)はローマ法の影響の下で発展したのに対して、英米法は英国およびその植民地であった国々(アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアなど)は、英国で歴史的に蓄積された判例法を根本的な法源とし、非形式的で合理的な法的思考を特徴とする。これらの国々にはローマ法の影響は見られず、コモン・ローの独自の発展が見られた。コモン・ローとは、英米法の判例法体系である。米英法はコモン・ローが硬直した場合それを助け...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。