海綿静脈洞症候群

閲覧数13,868
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <海綿静脈洞とは>
     一般に静脈洞は脳硬膜の骨内膜層と髄膜層の2葉の間隙により形成され、内壁には内皮細胞が存在している。静脈洞は、脳の静脈系からの血液とくも膜下腔からの脳脊髄液とをうけとり内頸静脈に送り出す。海綿静脈洞はこの脳硬膜静脈洞の一つである。不規則な形を呈し、前方は上眼窩裂から頭蓋底の中頭蓋窩、蝶形骨体の両側につながり、後方は側頭骨の錐体尖につながる。位置としては脳下垂体の周囲に存在する。流入静脈としては、顔面、眼、中大脳、蝶形骨静脈などがあり、流出では錐体静脈洞、翼突筋静脈洞へつながり最終的に内頸静脈へ流入する。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    海面静脈洞症候群
    <海綿静脈洞とは>
     一般に静脈洞は脳硬膜の骨内膜層と髄膜層の2葉の間隙により形成され、内壁には内皮細胞が存在している。静脈洞は、脳の静脈系からの血液とくも膜下腔からの脳脊髄液とをうけとり内頸静脈に送り出す。海綿静脈洞はこの脳硬膜静脈洞の一つである。不規則な形を呈し、前方は上眼窩裂から頭蓋底の中頭蓋窩、蝶形骨体の両側につながり、後方は側頭骨の錐体尖につながる。位置としては脳下垂体の周囲に存在する。流入静脈としては、顔面、眼、中大脳、蝶形骨静脈などがあり、流出では錐体静脈洞、翼突筋静脈洞へつながり
    最終的に内頸静脈へ流入する。
     この海綿静脈洞の側壁を動眼神経(Ⅲ)、滑車神経(...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。